令和6年10月24日(木)・25日(金)に開催された「第66回 全国社会教育研究大会茨城大会」は、盛会のうち無事に終了しました。
ご参加、ご協力いただいた皆様、関係者各位、誠にありがとうございました。
大会の開催にあたりご理解とご協力をいただいたすべての皆様に、厚くお礼申し上げます。
※大会報告書は、令和7年2月頃を目途に、特設サイトにて公開いたします。
令和6年11月1日
全国社会教育研究大会茨城大会等実行委員会
令和6年3月6日(水)に茨城工業高等専門学校(ひたちなか市中根)にて開催した、「高専スタートアップ教育環境整備事業 プログラミング教材開発グループによるプログラミング教育活動の取り組み紹介とSPIKE研修会」をご紹介します。
【プログラミング教育活動について】
同校では、地域の教育機関と連携し、プログラミング教育教材の開発と支援活動に取り組んでいます。
令和5年度は、大洗町教育委員会、水戸市教育委員会等と協力して、放課後子ども教室や夏休み教室などを会場に、小中学生を対象としたプログラミング教室やロボットづくり体験教室を実施しました。
アイラプログラミング(発表者:周而晶助教)
プログラミングツール「Islay Touch(アイラ・タッチ)」を使い、シューティングゲーム(消防車ゲーム)を作成しながらプログラミング操作について学びます。
「○」と「→」の組み合わせで状態遷移図を描いてアニメーションやゲームを簡単に作れるツールで、プログラミングの工夫次第で簡単なものから難易度の高いものまで様々なゲームを作ることができます。
〔Islay Touch(アイラ・タッチ)とは…〕
茨城大学で開発されたビジュアルプログラミングツール「Islay」を、開発メンバーの一人である同校の周助教がタブレット向けに再設計・改良しました。
▼詳しくはこちらをご覧ください。
IslayTouch - 「〇」と「→」でゲームを作ろう
プログラミング教室では、周助教と共に高専生が指導にあたり、参加児童に操作説明を行いました。
その他にも、学生が主体となり、プログラミングコンテストの企画・運営、アイラ・タッチ操作の基本が学べる「Islay Touch教科書」の作成などを行いました。
〔令和5年度の活動実績〕
・大洗町生涯学習課放課後子ども教室(大洗南小・大洗小)
・みと好文カレッジ「夏休みプログラミング教室~高専生から学ぼう~」
・第2回 U12 ゲームプログラミングコンテスト
・小学校クラブ活動支援(大洗南小・大洗小のパソコンクラブ)
・アソビサイエンス in ミトウチ
カードプログラミング(発表者:丸山智章准教授)
AR(Augmented Reality)マーカを印刷した名刺サイズのカードとパソコンのカメラアプリを使い、複数人のグループで相談・協力しながらゴールを目指す迷路ゲームをとおして、プログラミング体験ができます。
初心者や小さなお子様でも気軽に学べる仕組みとなっており、プログラミング教育の導入教材として活用することができるとともに、グループ・ペアワークで意見交換を交えながら進めることで、コミュニケーション力を高める効果を期待できるコンテンツとなっています。
〔令和5年度の活動実績〕
・小学校クラブ活動支援(大洗南小・大洗小のパソコンクラブ)
・アソビサイエンス in ミトウチ
ロボカープログラミング(発表者:長谷川勇治准教授)
プログラミング学習用教材ロボット「ビュートレーサー®」とウェブアプリ「プログラムランド」を活用して、プログラミングした車型のロボットを実際に動かしながら、ロボットの動作・制御などの仕組みについて、学ぶことができます。
〔令和5年度の活動実績〕
・小学校クラブ活動支援(大洗南小・大洗小のパソコンクラブ)
・ひたちなか市科学の祭典
・一中コミセン「プログラミング教室」
ロボットづくり体験教室 with 茨城高専ロボット部
ロボット部の学生が教室向けに履帯ロボット製作キットを設計・開発し、指導を行いました。
〔令和5年度の活動実績〕
・大洗町教育委員会(大洗町の小中学生対象)
【レゴ®エデュケーション「SPIKEプライム」説明・研修会】
レゴ®エデュケーション「SPIKEプライム」は2020年1月にリリースされた、子どもたちに人気のレゴ®を使ってプログラミングを学べる教材で、教育現場に特化したレゴ®エデュケーションが提供するSTEAM教育教材のひとつです。
このたび、同校のプログラミング教材開発の一貫として、小中学校教育関係者、同校教職員、学生を対象に「SPIKEプライム」の説明と研修会が開催されました。
(講師:レゴ®エデュケーションアカデミー教員向け認定トレーナー/株式会社アフレル 文教チームリーダー 鈴木優介さん)
レゴ®ブロックと、センサーなどのパーツを接続できるハブを組み合わせて、車型のロボットを組み立てるキットを用いてプログラミングを行います。
当キットで使用する専用ソフトウェアは、小中学校の授業でも幅広く取り入れられているScratchをベースにしているので、初心者でも直感的にプログラミングの組み立てが可能です。鈴木さんの指導のもと、実際にロボットを動かしながら、SPIKEプライムの基本的な使い方や操作設定等を学びました。
▼レゴ®エデュケーション「SPIKEプライム」の詳細はこちらをご覧ください。
SPIKEプライム|小中高向けSTEAM教材 | LEGO® Education
〔研修会参加レポート〕
「右に曲がる」「左に曲がる」「障害物を検知するとストップする」といった制御設定をしても最初は指示通りにロボットが動かずに大苦戦。
操作に慣れてくると、「どうすればロボットが動くのか」をイメージしながら一つひとつのプログラムの組み立てができるようになっていき、遊び感覚でプログラミングの過程や手順を学べるプログラムに、参加者は大盛り上がりでした。
親しみやすいレゴ®ブロックを使ったパーツ作成と、パズル感覚で組み立てるプログラミングで楽しく学ぶことができる「SPIKEプライム」。子供たちも夢中になること間違いなしですね!
〔記事・レポート作成 / 茨城県水戸生涯学習センター〕
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本記事に関するお問合せは、下記へお願いします。
<お問合せ先>
●事業・プログラミング教育活動について
独立行政法人国立高等専門学校機構 茨城工業高等専門学校
TEL / 029-272-5201
●記事の掲載について
茨城県水戸生涯学習センター 企画振興課
TEL / 029-228-1313
令和6年度 社会教育主事講習の受講者を募集します。
詳細は、茨城県教育委員会のWEBサイトをご覧ください。
令和5年10月28日に開催した、第9回関東近県生涯学習・社会教育実践研究交流会の報告書を作成しました。
大会報告と発表事例、アンケート結果等をまとめています。
こちらのページよりご覧ください。
<未来を拓く子供応援フォーラム>
2月16日(金)に開催いたします
「日本社会に根差したウェルビーイングの向上」と
「全ての子供たちの可能性を引き出す持続可能な社会の実現」に向けて、
学校や行政、青少年教育施設、企業等が集うことで体験活動推進の繋がりづくりを目的として開催いたします。
書家 金澤 泰子さんを講師にお迎えする特別講演会のほかに、
分科会(パネルディスカッション・ポスターセッション)を行います。
会場は、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターです。
オンライン同時配信(オンデマンド配信を予定)もございますので、是非ご参加ください!
★ フォーラム情報は、こちらより詳細をご覧いただけます。
★ 企業・関係団体の皆さまへ
「ポスターセッション」として、学校や地域において
体験活動を子供たちに提供している取組事例を発表いただける企業・団体等を募集しています。
出展要項・出展申込み等の詳細については、こちらをご覧ください。
休日の部活動地域移行指導者 募集中!
これまでの経験や特技を生かして、地域クラブで指導を行ってみませんか?
※楽器指導、合唱指導、美術指導、科学活動指導といった文化部活動の指導者を募集しています。
現在、茨城県教育委員会において「地域クラブ活動人材バンク」登録指導者募集を行っております。
茨城県では、中学校における文化部活動について、地域移行の実証事業を実施するなど、移行支援を積極的に進めているところです。
この度、地域クラブの指導者を確保し、文化部活動の地域移行をより円滑に進めるため、
「地域クラブ活動人材バンク」を構築することといたしました。
※「地域クラブ活動人材バンク」とは?
今後、市町村等の地域が主体となって取り組む各種地域クラブ活動に対し、
指導者として協力いただける地域の皆様に登録をいただき、市町村の依頼に応じて、指導者を紹介するしくみです。
▶ こちらをクリックすると、チラシのダウンロードが可能です!
▶ 茨城県教育委員会「茨城県地域クラブ活動人材バンク(文化部活動)」のページはこちらから
1 内容
・地域クラブ活動人材バンク
子どもたちが休日に文化・芸術活動に親しむ目的で設置された地域クラブでの指導
(楽器指導、合唱指導、美術指導、科学活動指導)
2 登録内容
・保有資格、指導可能な地区、年代、頻度及び時間等
3 登録後の流れ
①地域クラブ(または地域クラブを設置する市町村等)が人材バンクに照会
②県統括コーディネーターが地域クラブ条件に合う方を紹介
(該当する方が複数いる場合には、複数人紹介)
③地域クラブ(または地域クラブを設置する市町村)から直接連絡
4 その他
・謝金、交通費等については、地域クラブごとに異なります。
5 申込み
・FAXまたは郵送:申請書をダウンロードの上、下記お問合せ先へお申込みください。
【本事業に関するお問合せ先】
茨城県教育庁学校教育部
義務教育課 文化部担当
TEL:029-301-5226
FAX:029-301-5239
〒310-8588 水戸市笠原町978-6
第9回関東近県生涯学習・社会教育実践研究交流会(令和5年10月28日)は、無事に終了しました。
対面、オンラインの参加でたくさんの皆様にご参加いただき本当にありがとうございました!
来年の第10回大会については、令和6年10月24日(木)~25日(金)の開催予定です。
来年もたくさんの皆様とお会いできることを楽しみにしております。
第9回大会情報はこちらからどうぞ!
【第9回関東近県生涯学習・社会教育実践研究交流会】事例発表のご案内
事例発表(9事例分)の配付資料を特設サイト上に公開いたしました。
こちらのページよりダウンロード可能でございますので、どうぞご利用ください。
関東近県生涯学習•社会教育実践研究交流会の公式Facebookアカウントでは最新情報を発信しています!
そちらも併せてどうぞご覧ください。
▲QRをクリック、
またはスマートフォン等で読み取ると
公式Facebookアカウントへ移動します。
|本事業に関するお問合せ先|
関東近県生涯学習・社会教育実践研究交流会実行委員会事務局
(茨城県教育庁総務企画部生涯学習課内) 担当:菅谷
TEL:029-301-5318
FAX:029-301-5339
E-mail:shougaku1@pref.ibaraki.lg.jp
令和5年10月28日(土)水戸市民会館にて
<第9回関東近県生涯学習・社会教育実践研究交流会>を開催します!
▶ こちらをクリックすると、パンフレットのダウンロードができます。(PDF:5,624KB)
社会教育実践には、その一つひとつに物語があります。
-あなたも、その物語に入り込んでみませんか
-あなたも、あなたの物語を考えてみませんか
-あなたとみんなの「幸せ物語」を創ってみませんか
現代社会は大きく変化し続けています。だから、「学びのカタチ」も大きく変わり続けています。
今回の交流会は、この大きな変化にさらされ続けている「子どもの学び」を中心課題に設定しました。
「コロナパンディミックは、子どもたちの『友だちのつくり方』まで影響を与えている」と指摘されています。
今、私たちは、AI社会やグローバル社会に生きる子ども世代に必要な「学びのカタチ」を模索し始めていると考えます。
学校・地域・家庭など多様な場で、社会教育実践が「どのような学びのカタチ」に挑戦しているのかを交流してみることにしました。
参加する皆さんの力で、心も装いも普段着で、悩み全開、意見交換全開の実践交流会にしたいと思います。
皆さまのご参加をお待ちしております。
■大会テーマ
ウェルビーイングの実現に向けたこれからの生涯学習・社会教育
~誰一人として取り残さない社会を目指して~
■開催日
令和5年10月28日(土)
受付 / 12:00~12:30
オープニング / 12:30~13:00
事例発表 / 13:20~開始
※事例発表の詳細については、こちらよりご覧ください。
クロージング / 16:20~16:35
■会場
水戸市民会館
(茨城県水戸市泉町1-7-1)
■参加費
無料
■対象
地域の課題解決に関心がある方
■参加方法
会場での参加またはオンラインで参加
※軽装でご参加ください。
■お申し込み (10/26木〆切です!)
・Web:専用フォームはこちらから
・FAX:FAX申込書をダウンロードの上、FAX番号(029-301-5339)宛送付ください。
※申込者が定員を超えた場合は先着順となります。
→ 複数の参加者をまとめて申し込む場合
以下のエクセルデータをお使いいただき、メール等で送信ください。
【集約用】参加申込書.xlsx
|本事業に関するお問合せ先|
関東近県生涯学習・社会教育実践研究交流会実行委員会事務局
(茨城県教育庁総務企画部生涯学習課内) 担当:菅谷
TEL:029-301-5318
FAX:029-301-5339
E-mail:shougaku1@pref.ibaraki.lg.jp