参考資料-概要版
2021年12月20日 15時26分 [茨城県生涯学習審議会]「社会参画をささえる生涯学習推進方策について
~ 心豊かな地域づくりのために~」(報告)
第1章
地域における団体・個人の自主的な学習活動の活性化を図るための支援方策について
《 現状と課題 》 |
1 学習情報の提供及び相談体制 ・情報の更新や幅広い情報の提供 ・学習相談事業の広報及び研修の充実 |
2 学校等教育施設開放、生涯学習関連施設 ・一部の施設開放から小・中学校への拡充 ・学社融合の推進 |
3 行政機関相互・市町村間の広域的な連携 ・広域学習圏の生涯学習を推進 ・県生涯学習センター,教育事務所,市町村教育委員会の連携の充実 |
《提案事項 》 |
1 学習情報の提供及び相談体制の充実 ・情報提供技能に優れた人材、情報の発掘・収集のできる人材、モニター等の確保 ・市町村、大学等高等教育機関、民間教育事業者の連絡会議の設置 ・生涯学習相談員間の連携及び研修の実施 ・生涯学習相談員の質の向上と年齢層の拡大、生涯学習実践者の配置 |
2 学校等教育施設の開放、生涯学習関連施設の活用 ・県北地域の生涯学習センターを設置し,県内5つのブロックにおける生涯学習の推進 ・地域にある様々な公的及び民間施設等の活用と機能付与 ・学校開放における地域負担や機能付与の可能性の検討 ・小学校区等ごとの生涯学習の拠点(サテライト)の開設と支援者(サポーター)の発掘、養成 |
3 行政機関相互・市町村間の広域的な連携の促進 ・県庁各部局間の連絡・調整・協力・協働機能の強化 ・市町村間の連絡・調整や情報提供、先導的な事業の啓発、普及 ・学校開放における地域負担や機能付与の可能性の検討 ・事業の評価についての基準、方法等の検討 |
4 生涯学習推進のためのネットワークの構築 ・生涯学習ネットワーカーの研修内容の向上・改善 ・参加機関、団体、個人の独自性を生かしたネットワークの構築、維持のための新方式の検討 |
《今後求められる施策 》 |
・学習情報の提供及び相談体制の充実,県北地域の生涯学習センターの設置検討及び推進 ・学校等教育施設の開放,生涯学習関連施設の活用に伴う地域負担と機能付与の可能性の検討 ・小学校区等サテライト設置及び生涯学習ネットワークの構築とネットワーカーの研修 |
第2章
学習成果や活動経験などを生かした社会参画のための支援方策について
《 現状と課題 》 |
1 社会参画に向けた学習機会 ・参加体験を重視する事業の開発 ・学習機会の情報を分野ごとに整理 |
2 学習の成果と活動をつなぐコーディネート機能 ・学習成果を生かすコーディネート機能の充実 ・地域や各種機関の持つ人材バンクとの連携 |
3 学習ボランティアの養成・活用 ・ボランティアのネットワークづくり推進 ・学習ボランティア活動を支える能力の育成のための講座の充実 |
《 提案事項 》 |
1 社会参画に向けた学習機会の整備(社会体験活動も含む) ・講座の企画や立案の段階から住民や学習者が協働できるよう社会的な仕組みの構築 ・同一分野ごとの情報をインターネット上で公開 ・将来,ボランティア活動から専門的職業への移行なども考慮 ・余裕教室等を利用した講座やインターネットにより在宅のまま受講できるシステムの整備 ・受講者や市民が自主的に講座を企画する方法や公募による競争方式などの試み ・夜間開講の充実、通信制の講座の開講や託児体制の充実 |
2 学習の成果と活動をつなぐコーディネート機能の充実 ・地域社会で活躍することのできる社会的なシステムの構築 ・コーディネート機能の充実には、様々な機関・団体との連携が必要 ・最新の情報を提供するために、専任の人員を配置 |
3 学習ボランティアの養成・活用の促進 ・掲示板付きのホームページを開設し、ボランティア活動等の追加及び情報交換促進 ・ボランティアリーダーの育成及び学習ボランティア養成のカリキュラム作成 ・学習ボランティア相互の評価を行えるシステムの構築 |
《今後求められる施策 》 |
・住民や学習者が協働できる社会的な仕組みの構築 ・コーディネーターの養成及び社会参画できるシステムの構築 ・ボランティアリーダーの育成及び学習ボランティア養成 |